クリュシッポスとは
ソロイのクリュシッポス(クリューシッポス、ChrysippusofSoli、紀元前280年頃-紀元前207年頃)は古代ギリシアの哲学者。クレアンテースの弟子で、その跡を継いでストア派の学頭となった。ストア主義第二の創設者と言われるように、クリュシッポスはストア主義をギリシア・ローマ世界の有力な哲学の1つにした。クリュシッポスの幼児期についてはあまり知られておらず、わかっていることといえば、タルソス近郊で育ったことくらいである。おそらく、そこで哲学の教えに接したのだろう。相当な遺産があったが法的にそれを失った後、哲学を学ぶためアテナイに移った。それからクリュシッポスは、ストア派の創始者であるキティオンのゼノンに魅了され、クレアンテースの弟子となった。クリュシッポスは大の討論好きで、弟子たちから引き出した批評のどちら側にも立って議論した。また、1日に500行書かない日は滅多になかったと言われ、700作を越える著書を書いたが、現存しているのは、キケロ、セネカ、ガレノスなどの後世の著作の中に引用された、ごくわずかの断片だった。
update:2009年09月12日
